きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 衣片敷き ひとりかも寝む
【読み】
きりぎりす なくやしもよの さむしろに ころもかたしき ひとりかもねむ
【テーマ】 秋 恋
【作者】 後京極摂政前太政大臣
(ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじん)
【出典】 新古今集
意訳
一人で寝るのが寒い。
こおろぎが鳴く霜の降りる寒い夜
暖かくもないむしろの上に着物の片袖を敷いて独り寒く寝るんだな。
後京極摂政前太政大臣
1169~1206 平安末期・鎌倉初期の貴族・歌人。
本名は藤原良経(ふじわらのよしつね)
新古今和歌集の仮名序を執筆

